2026年の始まりを照らす、どんと祭の灯り

2026年が始まり、気付ばもう半月が経ちました。
振返れば昨年は、弊社会長の逝去や代表交代など大きな節目が続き、会社として変化の多い一年でした。
その中で、社内外の皆様にたくさん支えていただき、無事に歩みを進めることができました。皆様からの温かいご支援や励ましのお言葉に、改めて深く感謝申し上げます。

さて、年明けの慌ただしさが落ち着くころ、宮城県内ではどんと祭が行われます。
県内ではすっかりおなじみのこの行事。小正月の火祭りで正月飾りを焚き上げて一年の無病息災を祈る伝統行事として知られています。
宮城県以外でも、同じような火祭りは全国に存在しますが、呼び名が違うだけで、行事の内容はほぼ共通しています。

もともとの由来は、お正月に家に迎えた歳神様(としがみさま)を、火の力で天へお送りする”お見送りの儀式”にあります。正月飾りは歳神様の依り代(よりしろ 意味:神様が一時的に宿るための媒体。神様そのものではなく、神様が“憑依する場所”という考え方)とされ、それを焚き上げることで「今年もありがとうございました」と感謝を伝え、同時に火の浄化の力で心身を清める意味があるのだそうです。
また、立ち上がる煙にあたると「一年健康に過ごせる」という言い伝えもあり、火と煙が新しい一年の願いを運ぶ存在として大切にされてきました。

どんと祭が夜に行われるのも、こうした”火の神聖さ”と深く関わっていると言われています。
暗闇の中で燃え上がる炎は、昼間よりも強く清らかに見え、願いが天に昇っていくように感じられるため、古くから夜の開催が続いているのだとか。冬の夜にゆらめく炎には、つい見入ってしまうような独特の雰囲気があるなぁと思っております。

中でも仙台の大崎八幡宮で行われる松焚祭(まつたきまつり)は特に有名で、1849年(嘉永2年)、なんと黒船来航の数年前にはすでに恒例行事としての記録が残っているのだそうです。そんな長い歴史のある行事が今も変わらず地域に根付いていると思うと、胸に来るものがありますよね。

どんと祭というと、毎年のように”仙台はなぜか天候があれるか、やたらと寒くなる”という現象があって‥。完全に仙台あるあるだと思っているのは私だけでしょうか。

参道の両脇には、冬の冷たい空気を押し返すように、色とりどりの屋台が明かりを灯していて、鉄板の上で焼けるソースの匂いがふわりと漂い、湯気をまとったおでんが手のひらを温めてくれて…
きっと楽しいだろうなあ!と思いますが、寒さに弱い私は近年すっかりテレビ越しの参加になってしまいました。お家でぬくぬくしながら、あったかい甘酒をいただく時間が、実はけっこうお気に入りだったりします。冬の超贅沢です。

ちなみに、地域によっては「どんど焼き」や「左義長」など、呼び方が様々あるそうです。どんと祭が全国共通の呼び名だと思っていたので、「名前の種類、多いな~っ!」とひとりで楽しく驚いておりました。

正月飾りを焚き上げる炎に負けないよう気持ちを新たに整えて、今年も明るく前向きに進んでいければと思います。皆様にとっても、実り多き一年となりますように!改めまして、本年も宜しくお願い致します😊

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株式会社びけん
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